1,000冊突破記念・完結作品のBEST10


第10位
『キス』全8巻 マツモトトモ
16歳の主人公加恵ちゃんと24歳のピアノ教師五嶋君の恋愛物語。
舞台は主にピアノ教室。

絵がシンプルな分だけ綺麗です。
シンプルと言うよりかは、空間の開け方が巧いと言った方がいいのかな?
絵の見せ方が巧いんですよ。
話は後半だれるけど、初連載作品としてはテンポ良く進んだと思う。
もっと上位入りするかと自分では思ってたんだが、上位が強すぎて10位止まり。

私の好きなキャラは、ゴシちゃん。

お勧め度は、8/10。
(10位で8点って、この先どうなる事やら・・・)


第9位
『聖・はいぱあ警備隊』全11巻 森生まさみ
私立東郷高校を舞台に、高1の主人公梨本つぶらと高2の風紀委員長・通称“はいぱあ警備隊隊長”高屋敷昴の恋愛話を中心にしながらも、 学園ドタバタギャグコメディ以外の何物でもない作品。

1994年2月1巻発売〜2001年12月最終11巻発売とほぼ8年掛かったこの作品。
その発刊ペースが長過ぎた事もあり、途中でかなりダレてしまったが、全体的にはとても面白かった。
それにしても、この人は中間が無い作家ですね。明るいか、暗い。どっちかしかありません。
で、私は明るい方が好きです。っていうか、大好き。
そういう作品は、たいてい作者ツッコミがいい感じですし。

私の好きなキャラは・・・誰だ?作者の天の声か(笑)

お勧め度は、8/10。


第8位
『翼を持つ者』全6巻 高屋奈月
『フルーツバスケット』でお馴染みの高屋奈月先生の前作。
22世紀末の荒廃した地球を舞台に、主人公寿と擂文シラギの“愛とカンノーの日々を綴った話”恋愛話を中心に、 手に入れれば何でも願いが叶うという“翼”を巡って、様々な人々が錯綜するドタバタギャグコメディ。
とはいえ、キャラクターのバックボーンに存在する部分の黒さは今と変わらぬ高屋節バッチリ。
私的には、『フルバ』より好き。

擂文がお気に入り。

お勧め度は、8/10。


第7位
『夢で会うより素敵』
聖恋(セイントラブ)
『MVPは譲れない!』全7巻 美雪&一堂シリーズ全9巻 仲村佳樹

仲村佳樹が7位だって・・・
俺好きだろ?何で7位なんだ?そんな感じ。
あぁそういえば、この人もドタバタギャグコメディだ・・・
っていうか、そういうのが好きなのね、俺。
でもそういうのは、上位にはいけないのね・・・

高1の主人公新島美雪と、高3の一堂和彦の恋愛話が中心。
舞台は、私立成渡第一高校バスケ部で、とにかくバスケ馬鹿どもが沢山出てきます。
絵は・・・まぁ、ほら、最初期の作品だし・・・
いや、それ抜きにしても面白いですよ。

『東京クレイジーパラダイス』(全19巻)の方ではないのは、巻数が多くて、途中から話がわやくちゃになってるから。 個人的にはそのノリが好きなんですけどね・・・

一堂がお気に入りなんだろうなぁ〜!?それとも、この作品も作者の天の声か!?(笑)

お勧め度は、8/10。 (『クレパラ』のお勧め度は、6/10)


第6位
『もしかしてヴァンプ』全10巻 橘裕
好き、大好き、もうだ〜い好きなんです。
この人の描く女の子!
可愛いったらないですよ!!
話はまぁ何だ、よくある設定。
でもいいんです!可愛いから!!

それ以上に惚れてるのが作者の根性。
一言で言えば、外道ですね。
めちゃめちゃ男の視点なんですけど、この人・・・
1巻23ページで、主人公を作者曰く“少女マンガにあるまじき縛り方”してるし、
87ページでは、主人公が観てるTVの中の会話が、
 お兄ちゃん「亜美っ」
 亜美「お兄ちゃん亜美わかんないのっ」
 亜美「どーして4巻から絵が汚くなったの!?」
とかだし・・・
若い人、特に女性には分からない会話だよね・・・(4歳年下の後輩(男)ですら分からなかったしなぁ〜)
私は分かってしまったが為に、この1巻の後書きが白々しく感じていたんですけどね・・・
今じゃ自画像がアレですからね。(笑)

おぉ!?学校名と学年が分からん。どっかに書いてたかなぁ〜(笑)
え〜っと、主人公谷口茉理と穂高薫の、作者曰く、
“ベタベタベタベタ いちゃいちゃいちゃいちゃ”し続けるお話。
「おまえがやらせているんだろうがぁ〜!!」と作者にツッコミたいくらい・・・
好きですねぇ〜

これは、間違いなくあの仮面かぶったヤツが好きなんでしょう。
あぁそうさ、私は橘作品がだぁ〜い好きなんだよぅ!!

お勧め度は、9/10。


第5位
『瞳・元気 KINGDOM』全10巻+番外編1巻 藤崎真緒
私立藤之宮学院を舞台に、高1の主人公今井響と香坂義王が、
朝から晩まで、“ベタベタベタベタ いちゃいちゃいちゃいちゃ”「ヴァンプ」より酷い。
でも、なんとなぁ〜く好きですね、この人の作品。
で、なんとなぁ〜くで5位にランクイン。
話自体はエグイですけどね。
何せ、主人公は従兄に犯されてますから。
男性作家がその痛みをよく理解せずに描いたモノよりも、女性作家が描いてるモノの方が読者としてはキツイです。
まぁ、何だかんだで全編通して、ラブラブですけどね。

お気に入りキャラはやっぱり義王になるのかな・・・
あんな風に女の子をスマートにエスコート出来る様にならねばなぁ〜・・・
マンガだってば・・・(爆)

お勧め度は、9/10。


第4位
『空の帝国』全7巻 喜多尚江
この作者唯一の長編です。(7巻で“長編”書かれるこの人って・・・)
長編であるが故に、喜多的キャラクターオンパレードでとても楽しいです。
基本的にこの人の描くキャラクターって悪い人はいません。
困った人や、壊れた人、逝っちゃってる人は沢山いますけど・・・

ただ、困った事にこの人の作品は、あたりはずれがキッチリ別れてしまう事ですね。
短編集も多々出てますが、1冊全部が面白かった事は少ない・・・
基本的に絵が好きで買ってるし・・・
そんな中、4位に食い込んだこの作品が、私にとっていかに面白かったかという事ですね。

2500年を越えた頃の地球で、初めて世界を統一した帝王イデア。
そのイデアの突然の死によって、混乱をきたした世界。
その中で創られたイデアのクローン・主人公ローズ君が、自分自身を探していく話。

どのキャラも好きなんですよね。上記の様な人達ばっかりだけど(笑)
まぁ、強いて挙げるなら、やっぱり、ヒロインのリリカちゃんですかねぇ〜。

お勧め度は、9/10。

この人の他のお勧めは、『ぐるり』全2巻。
もう少し続いても良かった感じですが、それなりにまとまってたし、良い感じでした。
お勧め度は、8/10。


番外その1 現在発刊中1位
『ショート寸前!』1〜4巻以下続巻 桜井雪
とにかく今はこれ。
完結時には4位の席が約束されてます。それでも4位かい!
う〜ん、上位は私の中で、あと10年戦えそうだしなぁ〜・・・(笑)

全編関西弁バリバリです。
主人公ルール無用の暴力女です。ついでにスカート丈長いです。
舞台は、その手のがいっぱいいる下の方の高校。

とにかくファーストインパクト絶大!
読み切りならともかく、現在4巻以下続巻ですよ。
私の記憶にある限り、そんな作品初めて出会いました。もちろん少女マンガ限定でね。

で、その主人公黒川さつきに想いを寄せるも、当のさつきからはダチとしか認識されてない千堂章 (こっちも喧嘩上等問題児)の不憫な姿が、たまらなく楽しいお話。

さつきも千堂もとても可愛いです。

お勧め度は、文句なしで10/10。


番外その2 次点
『愛は地球を救う』全5巻 武藤啓
私立桜田門高校を舞台に、高1の主人公藤原のえると如月海の恋愛話を中心に ボランティアと呼称する何でも屋集団が様々な事件を解決していく物語。

話は、よくある(と言ってしまうとそれまでだが)生徒会(ではないけど)モノ。
ハッキリ言って、10位以内にランクインする程の話ではないのですが、絵が好きなのです・・・
この人の描く女の子がとても好き。
絵だけではなくて、仕草や表情といったモノも含みます。
それって結局話も好きって事じゃないのか?と自己ツッコミ入れてみたり・・・

有無を云わせず空が好き。
この人の作品は、このポジションのキャラが一番好き。
『ネバギバ!』の奈津とかね。

お勧め度は、7/10。


番外その3 花とゆめ以外少女漫画1位
『星の瞳のシルエット』全10巻+番外編2巻 柊あおい りぼんマスコットコミックス
「250万乙女のバイブル」であるこれを外して少女漫画は語れません。
出会いは、高校生の頃、妹が友人から借りてきたモノを横からかっさらって読んだ事。 実はその時まだ完結してなかったが為に、妹が買ってきたり、借りたりしてきた「りぼん」にも手を出してみたり・・・
私の今は、まさにそれが原点です。

珍しく(?)中3から高2までという学校が変わるというイベントを盛り込んだストーリー。
恋愛要素に関しては、いわゆる“お約束”満載。
主人公沢渡香澄と久住智史がくっつくまでに、きっちり10冊紆余曲折を経てます。
最近そんなの見た事ないですね。
どいつもこいつもあっと言う間にくっつきやがる・・・
これも時代か・・・っていうか、実社会でそんな青春純愛自体が減ってるんだろうなぁ〜、きっと。

絵は・・・1巻と10巻は、まるで別人です。
もっと云えば、最近の作品の絵とも、まるで違います。
この頃(後半)の絵が、一番好きですけどね。

好きなキャラは、香澄だったんですが、番外編読んでたらおケイに転んでみたり・・・

お勧め度は、もちろん10/10。


第3位
『ここはグリーン・ウッド』全11巻 那州雪絵
今回ここにリストアップされた中で、間違いなく普通の男性も読める唯一の作品。
サンデーあたりなら掲載されていてもおかしくなさそうです。
舞台は、男子校緑都学園高校及びその寮(通称“グリーン・ウッド”)。
主人公蓮川一也と寮生を中心に日常或いは非日常の一コマを描いた作品。

私的に一番お気に入りのキャラは、忍ですね。う〜ん、黒いの好きだよなぁ〜、俺。
この作者、昔はアニメーターでした。え〜っと、私が知っている作品では、OVA『学園特捜ヒカルオン』(1987年1月28日発売)の エンディングテロップにバッチリ出てます。
その為か、最初の頃は、絵に余計な線(影)が多かったりします。
段々直ってきましたけどね。

この作品を読んでから、他の作品を読むと違和感だらけ・・・
それだけこの作品が突出した出来です。
ある意味、異端児ですね。

男子校出身の私的には、こんな学校生活を送りたかったと思わせてくれるに足る作品でした。

お勧め度は、10/10。


第2位
『フルーツ果汁100%』全7巻 岡野史佳
第1位であってもおかしくはなかった作品。
それ程までに、私の中に占めるウェイトは重い。
これが“高校生だった頃、(以下略)”のPart2です。

高校1年生の主人公瀬川るりちゃんと、同級生池住颯太君の爽やか青春ラブコメディー。
すっごい、俗な表現だ・・・

そういえば、この作者も私的にあたりはずれの差が大きいんだよなぁ〜。
って云うか、この人の描くファンタジーな話が苦手なんです。作者自身は大好きなのに・・・(爆)
私的には、日本が舞台の恋愛モノが好きです。
とはいえ、もう花とゆめコミックスでこの人の作品を読む事はないのだろうけど・・・
しかし、この順位になると、当然絵は大好物の部類に入ります。
なので、例えもう花とゆめでコミックスが出る事はなくても、追っていくつもりです。
かなりな高確率で発売日のチェックを忘れるけど・・・

好きなキャラは、なっちゃん。全てが見えてしまってるが故に貧乏くじを引かされてしまった彼が不憫で・・・

お勧め度は、10/10。


第1位
『小山荘のきらわれ者』全7巻+番外編「STEP」1巻 なかじ有紀
私にとって、全ての少女マンガの頂点に君臨している作品。
って云うか、原点。
“高校生だった頃、(以下略)”Part3
このページに書かれてる“高校生だった頃、(以下略)”の4作品(もう一つは、下に記載)の読んだ順番は忘れましたけどね・・・
とにかく、これが全ての元凶。
この作品に出会わなければ、1,000冊買ってません。たぶんね・・・
それだけ、私の中に占めるこの作品のウェイトは大きいです。

当時、男がキラキラしてるのは、苦手だった(今でも得意ではない)のですが、それ以上に女の子が可愛くて・・・
安古ちゃん(一応メインヒロイン)が登場した瞬間、私の中の何かが弾けました。
今で云うところのキラやアスランの“種”(笑)。でも、まさにそんな感じ。

話自体は、当時どこにでもあった様な話。
取り立てて、突出した部分は無いです。
ただ、当時、それまでの私の少女マンガに対する先入観をきれいさっぱり打ち消してくれたモノがあります。
それは、男が主人公な普通の恋愛マンガだったことです。
それまで、少女マンガって云うのは、女の子が主人公で、女の子の視点で、女の子の理想を描いたモノと認識してました。
仮に、男が主人公の場合、相手も男であり、友情を越えた関係を築くモノ、もしくはファンタジーモノとの認識を・・・
まぁ、それは極論かもしれませんが、あながち間違ってるとは、今以て思ってないですけどね・・・(爆)

この作品に関しての好きなキャラは、BOYS&GIRLS全員です。
既にこの段階で、何かが間違ってる気がしますが、最早、この作品に関しては、 お勧めとかそういうレベルじゃなく純粋に好きって事の様です。(他人事か、俺!?)
まぁ、話自体を極めて王道と思ってるのも、私が勝手に思い込んでいるだけかもしれない・・・
ツッコミ処は満載だし、絵も固まってないし(私的には後半の方が好きです)って、 これを1位で“お勧め”してる事に段々と不安になってきたけど、こればかりはもうどうしようもない。

と言う訳で、お勧め度は、書きません。でも1位です。


総評
まず、1,000冊突破記念なのに大変遅くなりました。
「花とゆめコミックス コレクション」目次にタイトルを記載したのはいつの日だったでしょう!?
1,000冊突破したのが、去年の9月22日ですよ。半年以上掛かったのか・・・
直リンで、途中の状態が読めたのは内緒な話。(笑)

まぁ、でもこれだけの作品に対して一気に書くと、何か文章がまとまらない作品とかあったりして大変でした。

さて、全体的に“ベタベタベタベタ いちゃいちゃいちゃいちゃ”が多いのは気のせいか?
主人公がとびっきり鈍ちんなのもね・・・

それにしても、10年以上前に読んだ作品ばかりが上位にランキングされてるのはどういう了見か!?
いや、純粋に面白い作品が少ないって事だろう。
・・・それを言ってしまったらおしまいなので、私の思い入れがそれだけ大きいという事にしておこう。

まぁ、本編が11冊までのモノしかランクインしてないのは、我ながら見事と言うべきか・・・
普段から、「長いの嫌い」を声高に主張している私の発言を裏付けてますね。
って云うか、その位で語りたい事は、ちゃんと語れるんですよ。

作家に問題があるのか、編集者に問題があるのかは知りませんが、最近の作品は本当に無駄に長い。
好きな作品がダラダラとだろうが続いてくれる方が良い人の方が、多数派を占めているのだろうけど、ダラダラ続いた作品は、所詮駄作。
買い始めた当初は、かなり好きだった作品も、10巻が近づく頃には、「早く終われ〜」な気分に陥ってますからね。

私の所有している長期モノ(12巻以上)で、私的に駄作じゃないのは、『ぼくの地球を守って』全21巻、 『ヒロインを探せ』他神林&キリカシリーズ全22巻、『天使禁猟区』全20巻、『ピグマリオ』全27巻以上。
他は、連載中のモノも含めて、全てダラダラと続いてる感が否めません。

いや、まとめて買った『ピグマリオ』以外は、買ってる最中は怠かった気もしますけどね・・・

まぁ、何にせよ、2,000冊を超える頃には、今回の作品が半分位変わる様、先生各位には精進して貰いたいモノです。

そうそう、“高校生だった頃、(以下略)”Part4として、『ときめきトゥナイト』なんてモノもありました。
あと、高校生だった頃、同級生(もちろん男)に借りたモノとしては、『あさきゆめみし』とかね。

それにしても、今だと考えられないシチュエーションが多いですね。
その最たるモノが携帯電話。
“待ち合わせに遅れて、相手をその場に待たせる”シチュエーションは昔の王道ですが、今ではまず有り得ないですからね。
そして今まさに超長期連載モノが、そのパラドックスに陥ってたり・・・

結局、自分の若かりし頃の状況と似ている昔の作品に偏ってしまっているという事ですか?
それは、とりもなおさず、私自身が年を取ったという事なんでしょうか?
なお、お勧め度10点満点の作品達は、私の好き度に換算すると∞です。そんな贔屓目が多々含まれている事をご考慮下さい。
と、最後の最後に逃げをかまして今回のスペシャル企画終了。

ここまで読んで、上記作品のどれかに手を出して見てくれたりしたら嬉しいなぁ。


2003年5月8日31時校了。
(このランキング自体は、1,000冊突破時(2002年9月22日)現在のモノとなっております。)



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